日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第5節B卓が7月2日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、紺野真太郎が卓内トップを取り、降級圏からの脱出に成功した。
前節終了時点でリーグ12位と苦戦していた紺野は、守備的な打ち回しの中でもきっちりとアガリをものにし、1回戦から3連勝。4回戦は藤崎智が役満・国士無双をアガるなど荒れた展開になったが、きっしりと2着を確保した。「ようやく大きくプラスすることができました。まだまだ混戦なので1戦1戦大事に戦いたいです」と、快勝にも落ち着いていた。
【試合結果】
1位 紺野真太郎 +57.3
2位 藤崎智 +3.0
3位 和久津晶 ▲24.2
4位 近藤久春 ▲36.1
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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