日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第3節D卓が7月4日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、2度目の女流桜花を目指す清水香織が僅差ながら卓内トップを取り、トータルではリーグ暫定首位の+151.0と頭ひとつ抜け出した。
1回戦こそマイナスの3着でスタートした清水だったが、2回戦ではオーラスの逆転でトップ。3回戦も圧倒的な打点力で1人浮きのトップを取るなど、きっちりとポイントを上積みした。これで3節続けてプラスで、トータルは唯一+100ポイントを超える+151.0に到達。「このポイントを守るのではなく、さらに伸ばして決定戦目指します」と、さらに気合を入れていた。
【試合結果】
1位 清水香織 +28.2
2位 松岡千晶 +25.2
3位 中山奈々美 ▲6.5
4位 菅原千瑛 ▲46.9
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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