将棋の王位戦七番勝負の第1局が7月4、5日に愛知県豊田市の「ホテルフォレスタ」で行われ。菅井竜也王位(26)が豊島将之八段(28)に133手で勝利した。
 タイトル戦では初となる平成生まれ同士の対局は、中盤まで優劣がつかない展開の中、終盤が近づくにつれて徐々に先手番の菅井王位がリード。豊島八段の分厚い守りを崩し、押し切った。対局後、菅井王位は「あんまり経験のない形なので、ちょっと分からなかったです。形勢判断もよく分からなかったです」と、難解な将棋だったと振り返った。