将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(15)が7月6日、王座戦挑戦者決勝トーナメント準決勝で斎藤慎太郎七段(25)と対局中だ。藤井七段はこの対局に勝利すれば、決勝で渡辺明棋王(34)と史上最年少でのタイトル挑戦をかけての対局が決定する。
王座戦は、藤井七段が最もタイトルに近い位置にいる棋戦で、タイトルは昨年羽生善治竜王を下した中村太地王座が保持している。準決勝を戦っている斎藤七段は昨年、棋聖戦五番勝負でタイトル初挑戦。通算勝利が7割近い実力者で、今季も前日まで9局指して8勝1敗と好調だ。
過去の最年少タイトル挑戦(17歳10カ月)、タイトル獲得(棋聖戦 18歳6カ月)は、いずれも屋敷伸之九段が保持しているが、藤井七段が挑戦や獲得した場合は、大幅な記録更新となる。
持ち時間は各5時間で、終局は夜になる見込み。AbemaTVではこの対局を終了まで生中継する。
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