横浜DeNAアレックス・ラミレス監督(43)が7月9日に発表されたオリックスとの2対2の交換トレードで赤間謙投手(27)伊藤光捕手(29)を獲得したことに「優勝を目指すという意味ではいいトレード」と語った。この日行われる予定の中日戦前に報道陣に対し「一緒にやってきたしチャンスも与えてきたので悲しい」と、オリックスへの移籍が決まった白崎浩之内野手(27)、高城俊人捕手(25)について触れるとともに、加入する2選手については「基本的にはオールスターブレイク明けてから合流してほしいと思う」と、方針を明かした。試合前のコメントは以下のとおり。

-トレードが発表になりました。
いいトレードだと思います。いい選手をとるにはこちらもいい選手を提供しなきゃいけない。伊藤もベテランの域にいるし非常にいい選手だと思う。チームを評価して優勝を目指すという意味ではいいトレードだと思う。
-伊藤にはどんな役割を担ってほしいと思いますか。
特にうちのキャッチャーは打撃で苦しんでいる。攻撃的な面ではチームに助けになると思う。配球とかのIQはうちのキャッチャーとそんなに変わらないとは思うが、打撃の方で貢献してくれると思う。僕もオリックスで巡回アドバイザーとして見ていたが、コンタクトがうまくて三振があまりない。セ・リーグにくれば打てると思う。過去いい成績を残していた。セ・リーグにくればもっといい成績を残せると思う。
-オリックス巡回アドバイザー時代に話はしたことがありますか。
僕の仕事はバッティングとかは首脳陣にアドバイスするような仕事なので話したことあるし、福良監督にも伊藤はいいと話したことがある。
-入団後のスケジュールは。
基本的にはオールスターブレイク明けてから合流してほしいと思う。もちろんサインとかシフトを覚えなきゃいけないので時間はかかるが、後半戦には合流してほしい。
-すぐ1軍で起用を考えていますか。
そう考えてます。
-赤間についてはどうですか。
赤間に関しては2軍に合流します。数字を見ても防御率4点台。パ・リーグで4点台なら悪くないが、まずは2軍で様子を見ていきたい。
-移籍する白崎、高城についてはどう思いますか。
選手を失う悲しさはあるが、逆を言うと他のチームは興味を持ち「欲しい!」と言ってくれているので彼らにとってはいいことだし、うれしい。ただ、一緒にやってきたしチャンスも与えてきたので悲しい。
高城も2016年は山口を10勝させて、2017は浜口を10勝させて非常に貢献してくれた。白崎もチャンスを与えて日本シリーズでのホームランは多くの人が覚えていると思いますし、活躍してくれるんじゃないかと期待している。
-借金3のチームが盛り返すには何が必要ですか。
まあ1日1日しっかり戦っていくしかない。3連勝すれば5割で折り返せる。それと同時に2位で折り返すことができる。1日1日戦っていきたい。
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