横浜DeNAプロ2年目、佐野恵太内野手（23）が豪快な同点4号2ランを放ち、ファンからはもともと捕手出身の佐野に対し「佐野捕手待望論」が飛び出した。
7月9日に行われた横浜DeNA対中日12回戦で、2対4と2点を追う7回2死一塁の場面に代打で登場すると、初球の変化球を積極的にフルスイング。風にも乗った打球は左中間席に届いた。長打力が魅力で、将来のクリーンナップと期待される強打の左打者が、勝負強さと存在感を見せた。
このバッティングに、中継していたAbemaTVのコメント欄からはファンから「佐野捕手待望論」「佐野キャッチャーあるぞ」との声が並んだ。この日、横浜DeNAとオリックスの間で捕手を含む2対2のトレードが発表されたばかり。正捕手が定まらないチーム状況の中で、豪快な一発を見せた若手に、もともと捕手である佐野の捕手としての起用にまで期待が膨れ上がっていた。
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