7月9日に行われた横浜DeNA対中日の12回戦で、AbemaTVの中継の解説を務めた林昌範氏(34)が「俺のオールスター」と題して、独自の目線で今季のオールスターのメンバーを選出した。

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 林氏が選ぶセ・リーグのオールスターメンバーは先発投手に大瀬良大地(広島)、中継ぎに近藤一樹(ヤクルト)、抑えに山崎康晃(横浜DeNA)。内野は一塁手に岡本和真(巨人)、二塁手に山田哲人(ヤクルト)、遊撃手に坂本勇人(巨人)、三塁手に宮崎敏郎(横浜DeNA)。外野手は右翼に坂口智隆(ヤクルト)、中堅に青木宣親(ヤクルト)、左翼に筒香嘉智(横浜DeNA)。

 パ・リーグは先発投手に岸孝之(楽天)、中継ぎに宮西尚生(日本ハム)、抑えに増井浩俊(オリックス)。内野は一塁手に山川穂高(西武)、二塁手に中村奨吾(ロッテ)、遊撃手に源田壮亮(西武)、三塁手に今江年晶(楽天)。外野手は右翼に吉田正尚(オリックス)、中堅に秋山翔吾(西武)、左翼に柳田悠岐(ソフトバンク)。DHには近藤健介(日本ハム)が選ばれた。

 注目選手は、セ・リーグの中継ぎに選んだヤクルトの近藤一樹投手(35)だという。意外性のあるチョイスだが、林氏は「今年は交流戦の働きが光りました。とにかく非常に良かった。ヤクルトの交流戦優勝の立役者でしたね。そういう部分を考慮して、近藤選手を推したいなと思いました」と選出の理由を説明。さらに林氏と同世代でもあり、交換トレードでヤクルトに入団した近藤に対して、「やっぱりトレードで移籍してきた選手でもあるので…。そういうところの苦労もあって、入れたいなと思いました」と自身の経験を重ね合わせながらしみじみと語っていた。

 近藤の今シーズンの成績は、この日の時点で35試合に登板し1勝3敗19HP、防御率2.97。HPはすでに昨年の16を上回っており、ハイペースな起用に応えてヤクルトの救援を引っ張っている。ダイナミックなフォームから力強い球を投げ込む、プロ17年目のベテラン右腕。解説者ならではの目線でいぶし銀な選手が選ばれることも、「俺のオールスター」の醍醐味かもしれない。

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(C)AbemaTV

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