7月9日に行われた対中日12回戦に5対4の接戦で勝利し、オールスターブレークを前にセ・リーグ単独2位に浮上した横浜DeNAベイスターズ。チームは4連勝と好調を維持しており、前半戦残り2試合を連勝で終え、勝率5割で折り返したいラミレス監督は、10日の試合前に記者団の取材に応じた。詳しい内容は以下の通り。
― 5割が現実味を帯びて来たが
そんなに遠くないところにいることは間違いないし、勝てばさらに近づくことも間違いない。
― 前半戦5割で折り返せるのは大きいか。
5割は最低の目標にしていたところ。前半戦けが人が多く出たことを考えれば、悪いペースではないかなと思う。その状況でルーキーや若手を使わなければならなかったが、その選手の頑張りのおかげでいまこの位置にいられるのかなと思う。
― シーズン全般で数字を見ると防御率は去年より少し高いが、リリーフが頑張って試合を作っている。そして盗塁は50で去年より著しく改善されている。
ホームランも88本（実際には9日終了時点で89本）といい数字。バントも悪くない。トータル的に見たらいい数字だと思う。一つ足りてないのは先発に勝ちがついてない。リリーフが頑張っているのでリリーフに勝ちがついているが、やはりもっと先発に勝ちがつくといいなと思う。
― 去年に比べてリリーフが成長
スピードが速くなったのが大きい。多くの選手が147～150km以上を投げる。多くの対戦相手の選手は恐れを抱くと思う。中にはスピードではない部分で勝負するピッチャーもいるが、これだけ速いピッチャーが揃うと相手は恐れると思う。
― 就任した年は勝ちパターンと負けパターンを決めていてすごく苦労した。
今は柔軟にやり、パットンがセットアッパーだが状態が悪い時は他のピッチャーを使ったりもする。柔軟性が功を奏しているかなと思う。今は色々なピッチャーに準備をさせている。
― 中後が出たがリポートは。
今、私はじめて知りました。一つ借りを作りました（笑）。
― ロペスの復帰目処は？
まず1軍に帰る前にオールスターに出なきゃいけない。オールスターは出場予定です。それを見ていつ出るかを考えます。
(C)AbemaTV
