完全に覚醒した夏男の勢いが止まらない。7月10日に行われた横浜DeNA対中日の13回戦で、横浜DeNAの1番・桑原将志外野手（24）が4試合連続マルチヒットとなる3安打3打点の猛打賞を記録。連日の大当たりに、AbemaTVで解説者を務めた野村弘樹氏も「完全に桑原の季節ですね」と称賛の言葉を送った。
まずは第1打席。中日の先発、山井の高めのストレートをセンター前に弾き返して早速1本目のヒットを放つ。2回の第2打席はスライダーを引っ掛けてショートゴロに倒れたものの、ここからが夏男の真骨頂だった。
ウィーランドが“ジエンゴ”となる一発をバックスクリーンに叩き込み、戸柱がヒットで続き押せ押せムードで迎えた4回の第3打席では、低めのフォークを見事にすくい上げて4号2ランホームランをレフトスタンドに放り込む。一時は4対4の同点に追いつく一発に、横浜スタジアムのボルテージは最高潮に達した。
その後は中日に流れが傾いてチームは大差を付けられてしまうが、桑原の勢いはまだまだ続く。4対11という厳しい状況で迎えた6回の第4打席でも集中を切らせることはなく、センターへのタイムリーヒットで3安打3打点。夏を迎えて完全に覚醒した桑原の大活躍に、AbemaTVで解説を務めていた野村氏も思わず「7月はもう完全に桑原の季節ですね」と唸るほかなかった。
さらに野村氏はつい先日、横浜スタジアムで桑原と会話をした際のエピソードを披露。「7月になったら上がってきたな。4月、5月からできていたら凄いことになっていたぞ」と伝えたところ、本人は下を向いて「……はい」と少しバツが悪そうに応じていたという。この話には視聴者からも「かわいいｗ」「くわ～」「やっぱり暑くなると桑原」といったコメントが寄せられていた。
(C)AbemaTV
▶ハマの二刀流・ウィ―ランドのバックスクリーンに飛び込む今季初アーチ
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