猛暑の中で行われている大相撲の名古屋場所。場所前に横綱・稀勢の里が、場所に入ってから横綱・白鵬、鶴竜、さらには新大関として期待された栃ノ心まで休場する、異常な事態になっている。年々力士は大型化しており、幕内力士の平均体重が160キロを超える中で、全身にけがもなく万全で相撲が取れている力士など、皆無に等しい。AbemaTVの相撲中継で解説を務め、ひざの靭帯断裂の経験を持つ元前頭の若兎馬は「危ないのは、土俵際の状態が伸びきった時ですね」と指摘した。