横浜DeNAアレックス・ラミレス監督（43）が、チームの主軸ロペス内野手（34）の復帰を、首を長くして待っている。7月18日に行われる横浜DeNA対ヤクルト14回戦の試合前、報道陣の取材に応じると、右太もも痛から回復し1軍の練習に参加しているロペスについて「（今日）トレーナーも僕に来なかったということは、登録されないですね。ラインアップに入るのを誰よりも見たいのは僕」と、この日も1軍登録が見送られたことを明かした。チームは4連敗と苦しむ中、1日も早く打線に加わってほしいところだ。試合前のラミレス監督のコメントは以下のとおり。
－ロペス選手の状態はいかがですか。
練習見たかったけど、終わっちゃいましたね。トレーナーも僕に来なかったということは登録されないですね。
－まだしばらくは様子見が続くということですか。
まだ横浜で3試合あるので、そこでもしかしたら登録するかもしれないし、日曜までは登録しないかもしれない。
－打撃練習はしていますがが、守備・走塁に不安がありますか。
今プレーしてる人でも100％の人はなかなかいないと思う。何％かはわからないが、トレーナーの中ではまだ、という判断なのだろうと思います。
－オールスターの時にロペスとコンディションの話はしましたか。
オールスターでも話したが、日々状態を見ながらということです。オールスターの時と今日と変わってない。ロペスにラインナップに入るのを誰よりも見たいのは僕だが、入る情報はみなさんと同じで、日々様子を見てということになる。
－打線はあまり手を加えないとのことでしたが。
（6番ショート倉本、9番セカンド石川）倉本はショートでどう動けるのかを見たいし、柴田が打撃調子落としてるのもあるし大和はケガをしている。石川も使いたいということでこのラインナップにした。
－倉本は慣れているショートで打撃も復活してほしいという思いはありますか。
もしかしたらそういったこともあるかもしれない。全くわからないが、ショートで去年やってた時は50打点で左に対しても3割以上。今年はセカンドになって去年と違うバッターになっちゃったという感じ。セカンドをやってたことが原因ではないとは言い切れないかもしれない。今日ショートで使ってみてどうなるのかを見たい。
－2番打者をいろいろ変えていますが、理想はありますか。
今、理想の2番はうちにはいないかもしれない。いろんな考え方があるが、1ついいところがあれば1つ足りないと。そういうところがあるので。柴田をしばらく使っていたが少し調子が悪いので、2番を打ったからそうなったかはわからないが。サインとか出してみても機能しなかった。柴田を2番はスモールベースボールだが、機能しなかった。昨日は佐野でビッグベースボールをしようとしたが4-0（4打数無安打）だった。それで梶谷を使う。今日梶谷を使うが、それがベストかどうかはわからない。ハマスタでは.179で出塁率2割5分くらい。吉と出るか凶と出るかは試合を見たい。
－ウィーランドに期待するところは。
すごくファイターで闘争心があるので、1回悪い登板したらやり返してやろうという性格をしている。一番やってもらいたいのは勢いのあるヤクルトを止めること。我々が悪い野球をしているというよりはヤクルトに勢いがあるので、それを止めて欲しい。
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