<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇22日◇ドルフィンズアリーナ
前頭六枚目・千代大龍(九重)と前頭十六枚目・北勝富士(八角)の一番で、立ち合いで激しくぶつかったものの、不成立だったのか両力士が土俵の真ん中で立ちすくみ、相次いで勝負審判に頭を下げる、珍しいシーンが見られた。
お互い勝ち越しを決めており、来場所以降のために1つでも白星を積み重ねたい両力士は、気合の入った立ち合いを見せるかと思われたが、立ち合った瞬間に2人は行司や勝負審判から声がかかる前に棒立ちに。何やら会話をかわすと、1人ずつ勝負審判に頭を下げた謝った。