前頭六枚目・千代大龍(九重)と前頭十六枚目・北勝富士(八角)の一番で、立ち合いで激しくぶつかったものの、不成立だったのか両力士が土俵の真ん中で立ちすくみ、相次いで勝負審判に頭を下げる、珍しいシーンが見られた。
お互い勝ち越しを決めており、来場所以降のために1つでも白星を積み重ねたい両力士は、気合の入った立ち合いを見せるかと思われたが、立ち合った瞬間に2人は行司や勝負審判から声がかかる前に棒立ちに。何やら会話をかわすと、1人ずつ勝負審判に頭を下げた謝った。
幕内では珍しいシーンに館内からは、笑い混じりのどよめきが起こっていた。なお、取組は北勝富士が突き落としで勝利し、11勝目を挙げた。
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