日本将棋連盟による7月23日週の公式戦は24、25日に菅井竜也王位と豊島将之棋聖が、王位戦七番勝負第2局で対決。豊島棋聖は羽生善治竜王から奪取して悲願の初タイトルとなったか、一気に複数冠となるか。藤井聡太七段は28日に、新人王戦に登場。参加決定後に七段昇段し、来期以降は出場できないだけに、藤井七段にとっては今期が最後の若手棋戦。主な対局は以下のとおり。
7月23日(月曜日)
叡王戦予選 高橋道雄九段VS先崎学九段 (ニコニコ生放送・携帯中継)
叡王戦予選 木下浩一七段VS宮田敦史七段 (ニコニコ生放送・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 小林宏七段VS伊藤沙恵女流二段 (携帯中継)
加古川青流戦 荒田敏史三段VS鈴木肇アマ (携帯中継)
加古川青流戦 竹内雄悟四段VS貫島永州三段 (携帯中継)
7月24・25日(火・水曜日)
王位戦第2局 菅井竜也王位VS豊島将之棋聖 (ニコニコ生放送・AbemaTV・携帯中継)
将棋界初の平成生まれ同士のタイトル戦、第2局。第1局は菅井王位が勝利した。豊島棋聖は、17日に羽生善治竜王から棋聖位を奪取し、初タイトル。「無冠の実力者」から一気に複数冠を目指している。2人の対戦成績は過去8局あり、菅井王位の6勝2敗。直近では菅井王位が4連勝中だ。持ち時間は各8時間。
7月24日(火曜日)
棋王戦挑決トーナメント 中村太地王座VS増田康宏六段 (携帯中継)
7月25日(水曜日)
竜王戦6組昇決 佐々木大地四段VS杉本和陽四段 (携帯中継)
順位戦C級1組 千葉幸生七段VS小林裕士七段 (携帯中継)
7月26日(木曜日)
順位戦A級 羽生善治竜王VS糸谷哲郎八段 (携帯中継)
順位戦C級2組 高見泰地叡王VS長岡裕也五段 (ニコニコ生放送・携帯中継)
順位戦C級2組 大平武洋六段VS池永天志四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 高野智史四段VS桐山清澄九段 (携帯中継)
順位戦C級2組 南芳一九段VS長谷部浩平四段 (携帯中継)
棋王戦挑決トーナメント 深浦康市九段VS行方尚史八段 (携帯中継)
棋王戦挑決トーナメント 橋本崇載八段VS船江恒平六段 (携帯中継)
7月27日(金曜日)
叡王戦予選 青野照市九段VS鈴木大介九段 (ニコニコ生放送・携帯中継)
7月28日(土曜日)
日本シリーズ一回戦 松尾歩八段VS豊島将之棋聖 (携帯中継)
新人王戦 藤井聡太七段VS八代弥六段 (ニコニコ生放送・AbemaTV・携帯中継)
16歳の藤井七段が参加できる最後の若手棋戦。あっという間に昇段してしまった藤井七段は、若手棋戦は加古川青流戦、上州YAMADAチャレンジ杯の参加条件から飛び出してしまい、新人王戦も本来は六段まで。出場が決まった時点では条件を満たしていたため、今期まで出場できる。過去には羽生善治竜王、森内俊之九段ら、名棋士たちが優勝してきた棋戦で、歴代優勝者として名を連ねるのはこれがラストチャンスになる。八代六段は、今年2月に藤井七段が優勝して話題となった朝日杯将棋オープン戦の2017年度の優勝者。持ち時間は各3時間。
7月29日(日曜日)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 井出隼平四段VS横山大樹アマ (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 西田拓也四段VS渡辺俊雄アマ (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 杉本和陽四段VS竹下貴重アマ (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 佐々木大地四段VS奥村雄太アマ (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 斎藤明日斗四段VS庄司弘光アマ (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 長谷部浩平四段VS中口貴裕アマ (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 都成竜馬五段VS折田翔吾アマ (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 大橋貴洸四段VS知花賢アマ (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 古森悠太四段VS羽仁豊アマ (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 池永天志四段VS金子俊アマ (携帯中継)
AbemaTVトーナメント決勝トーナメント1回戦 藤井聡太七段VS増田康宏六段(AbemaTV)
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