天才棋士の強さの源?「0.2秒」で判断するプロ棋士の“直感力” 2018/07/29 02:00 拡大する 猛烈なスピードで指し合う2人の棋士。その時、天才・藤井聡太七段の頭の中は一体どうなっているのか? 「たくさん手をひろって、じっくり比較しながらよんでいくというのは難しいので、なるべく最初の感覚で絞り込んでよんでいくという感じですね。どうしても感覚に頼る部分が多くなるんですけど、その瞬間どれだけ集中力を高めて、盤上に集中できるかというのが大事」(藤井七段) 舞台は『AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治』。国民栄誉賞を受賞した羽生永世七冠が考案したルールのもと行われる対局だが、最初の持ち時間はわずか5分の“超早指し戦”。ただし、一手指し「チェスクロック」と呼ばれるボタンを押せば5秒増えるという仕組みで、残り時間が少なくなる局面に来ると、見ている方もハラハラドキドキだ。 続きを読む