麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル、最高位の決定戦進出を争うAリーグの第8節が7月28日に行われ、近藤誠一、醍醐大、園田賢の上位3人がわずか3.9ポイント差にひしめく大混戦となった。
前節までトップだった近藤は、この日▲109.5とブレーキ。一方、前節100ポイント以上はき出していた醍醐は、半荘4回戦すべてトップを取り、今節では全選手トップとなる+175.4の荒稼ぎで2位に浮上した。最高位決定戦には、上位3人が進出できるが、4位の松本浩司との差も詰まってきており、終盤に向けてさらに混戦が続きそうだ。
【第8節終了時点での成績】
1位 近藤誠一 +182.0
2位 醍醐大 +178.6
3位 園田賢 +178.1
4位 松本浩司 +148.5
5位 坂本大志 +115.0
6位 齋藤敬輔 +45.8
7位 太田安紀 ▲71.9
8位 新井啓文 ▲121.1
9位 宇野公介 ▲136.1
10位 金子正輝 ▲154.3
11位 中嶋和正 ▲179.2
12位 嶋村俊幸 ▲200.4
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。Aリーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟に拠点があり、所属会員数は約380人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
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