将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)が7月31日、順位戦C級1組の3回戦で西尾明六段(38)と対局中だ。藤井七段は2016年12月にデビュー戦を行って以来、今回の対局が節目の通算100局目。16歳0カ月という“最年少100局”を、自らの勝利で祝えるか。 藤井七段の前日までの通算成績は99局で84勝15敗、勝率.848。
藤井七段はデビュー直後から29連勝と勝ち進んだこともあり、次々と対局がついたことで、2017年度は全棋士最多の73局。100局にも記録的なハイペースで到達した。今期から参加しているC級1組では1、2回戦と連勝。同級39人のうち、上位2人がB級2組へと昇級するが、勝敗数が同じ場合は前期の成績などをもとにした順位が上の棋士が優先。39人中31位の藤井七段が「1期抜け」を果たすには10戦全勝かそれに近い成績が必要となる。なお全勝した場合は、仮に3人以上いた場合でも昇級が決まる。持ち時間は各6時間。AbemaTVではこの対局を、終了まで生中継する。