8月1日に行われた横浜DeNA対巨人16回戦で、横浜DeNAは1対7で敗れた。この日、広島がヤクルトに勝ったため、自力優勝の可能性が消滅。先発が序盤にリードを許し、調子が上がらない打線が、ビハインドを跳ね返せない試合が続いている。さらに、死球を受けた梶谷の登録抹消も決定。それでもアレックス・ラミレス監督(43)は「他のチームのことは気にせず我々はファイトして1日1日戦う」と、前を向いた。
![横浜DeNAが正念場 苦しむ打線に梶谷が離脱…ラミレス監督「我々はファイトして1日1日戦う」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/c/3/724w/img_c3163b6111ad254c3ff3f32e1d9bcbee718463.jpg)
チームはまさに正念場を迎えている。この日の敗戦で借金は7。なんとか5位中日、6位阪神の上にいるものの、その差はわずかに0.5。状況によって1日で最下位にまで落ちる可能性がある。打線は7月に絶好調だった1番桑原、2番ソト、ここから自慢のロペス、筒香、宮崎という攻撃的な1~5番を組んでいるが、なかなかつながりが生まれず、中でも筒香の当たりが止まり気味だ。それでもラミレス監督は「やはり1~5番はいい打線だと思うしこのままいく。今、巨人は調子がいいので連敗したが、ここまでは巨人の投手陣を打ち込んでいるのでパニックにならず信頼して使っていく。(筒香も)打つ時もあれば打たない時もあると思う」と、じっと耐えて爆発する時を待つ構えだ。
超攻撃的な打線の中で6番を任されていた梶谷が、死球を手に受け「今日(登録)抹消します」と戦線離脱が決定。現状で「理想から60%」と語っていたオーダーが、なかなか100%に近づかない苦しみもある。8月は猛暑の中、試合がない日はわずかに4日だけと、過酷なスケジュールをどう乗り切るか。まさにラミレス監督の手腕が問われる時期がやってきた。
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