場所は東京の中でも、おしゃれなスポットとして人気が高い西麻布。その場にふさわしい姿で次々とビルの一室にあるカウンターバーからシャンパンを手に取る。会話もさぞセレブ感漂うかと思われたが、乾杯のあとに始まったのは、なんと麻雀だった。麻雀店「西麻布RTD」で定期的に開催されている麻雀女子コミュニティ「MAHCHAM(マーシャン)」は、広告会社の取締役を務める朝倉道宏さんが、趣味の麻雀を女性にもっと楽しんでもらおうと始めたものだ。「素敵なラウンジのようなところで、女性に麻雀を広めたいと思ったので。麻雀と、その対極にあるシャンパンというのを造語にしてMAHCHAMとしました」。登山、釣り、競馬など、必ずしも女性受けしてこなかったものが、ある時を境に「○○女子」として流行してきた。「麻雀女子」ブーム到来を目指す朝倉さんに、詳細を聞いた。