8月5日に開催されたKrush後楽園ホール大会では、2階級で王座交代劇が起きた。
一つは木村“フィリップ”ミノルがキャリア初戴冠を果たしたウェルター級。もう一つはスーパー・ライト級だ。チャンピオンの中澤純に挑んだのは、20歳の新鋭・篠原悠人。5歳で空手を始め、K-1甲子園で優勝している早熟のファイターだ。
篠原は昨年2月に王座決定トーナメントで中澤に敗れ、屈辱を味わってもいる。今回は挑戦者決定トーナメントを制してのタイトルマッチ。中澤に敗れてから5連勝・3KOという抜群の戦績を残してのリマッチだ。