8月11日の横浜DeNA対阪神16回戦で、横浜DeNA先発の2年目左腕・浜口が、2回2/3で被安打6、4失点でKOされた。昨年は5試合に投げて3勝負けなしと相性のいい阪神相手の投球だったが、序盤から打ち込まれた結果に悔し涙を流す様子も見られた。
浜口は1回こそ順調な滑り出しに見えたが、2回に阪神鳥谷に先制タイムリー、梅野に2ランを浴びて3点を許すと、3回にもヒット3本を集められて1失点。2死二、三塁の場面で鳥谷を申告敬遠したところで、ラミレス監督に交代を告げられた。昨年、ルーキーイヤーで10勝を挙げて、今季も活躍を期待された浜口だが、シーズンの出遅れもあり、ここまで1勝3敗。なかなか納得いく投球につながらない悔しさもあってか、マウンドで目を赤らめると、ベンチに戻った後にタオルで顔面を押さえた。
これにはAbemaTVで解説していた球団OBの森本稀哲氏も「苦しいシーズンになっていますけど、この失敗をいかしてほしいですね。去年はよーいどん!でがむしゃらにやっていましたが、今は野球界の怖さを知っているところ。2年目で学べている最中だと思います」と語った。コメント欄からは、ファンから3回途中のKOに厳しい声も飛んだが「もちろん泣いて解決はしないんですけど、それぐらいの気持ちを持ってマウンドに向かったというのはわかってほしいです」と語りかけていた。
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