野球解説者の森本稀哲氏が、開催中の全国高校野球選手権大会について、母校・帝京(東東京)に、元日本ハムの選手だったことからウインナーやハムといった、日本ハムの製品を差し入れしたことがある過去を明かした。
8月11日に行われた横浜DeNA対阪神16回戦を中継していたAbemaTVに、森本氏は解説として登場。ゲストの“高校野球大好き芸人”のかみじょうたけしと、高校野球談義に花を咲かせていた。すると話題は、甲子園常連校で知られる帝京出身の森本氏による“差し入れ事情”に発展した。
「オーソドックスなのは練習用のボールですけど、新庄さんは母校にバスを贈ってましたよね。やっぱりすごいなと思いました」と森本氏が語ると、すかさずかみじょうも「そのバスを見たんですけど、斜めにドーンと“TSUYOSHI SHINJO”とあって、すごい遠慮がちに“西日本短大付属”って書いてあるんです」と応じて笑いを誘っていた。
自身の差し入れについて森本氏は「帝京は毎年のように甲子園に出場するので考えるのが大変なんです」と強豪校ならではの苦労話をスタート。「最初は定番のボールやバットを贈らせてもらっていたんですけど、そのうち『ボールだけじゃなあ』と思って外野ノックマシンを贈ったりしたんですよ。でもほぼ毎回出るので、それだけじゃ終わらないんです。だからサプリメントだったり、しまいには『もう何もないな』と思って、甲子園に出る選手が泊まっている宿舎に日本ハムの製品を贈ったことがあります。シャウエッセンとか、ハムとか」と、ついに所属したチームの親会社の製品を贈るという手段に出たという。
その後、プロ入りした帝京高校の後輩である杉谷拳士や松本剛、石川亮といった面々から「そういえば、なんかサプリメントを飲まされました」や「宿舎にシャウエッセンがいっぱいありました」といった報告を受けたという。彼らは全員帝京から日本ハムに入団しており、ひょっとすると森本氏からの日本ハム製品の“差し入れ効果”があったのかもしれない。
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