8月12日に行われている横浜DeNA対阪神の17回戦で、横浜DeNAの大和内野手(30)が2回にレフト前にタイムリーヒットを放った。古巣との対決で見せた連日の巧みなバッティングに、この日のAbemaTVの中継にスペシャルゲストとして招かれていた“高校野球大好き芸人”のいけだてつやも「職人ですねえ」と感嘆していた。
初回に先発・今永が2ランホームランを浴びて0対2とビハインドで迎えた2回、横浜DeNAは先頭の宮崎がフェンス直撃のツーベースヒットを放ってチャンスメイク。続くソトはショートゴロに倒れたものの、昨晩に引き続いて“守備職人”の大和が巧打を見せた。
1死二塁のチャンスで大和が打席に立つと、ゲスト解説のいけだてつやは「本当に“職人顔”ですよね。大和選手の握った寿司とか食べてみたいです」と変わった視点からコメント。すると大和はその言葉通り、阪神のドラフト1位ルーキー馬場の落ちる変化球をうまくすくい上げて、レフトの福留の眼前にポトリと落ちるタイムリーツーベース。グラブがギリギリで届かない場所に打球を運ぶ“職人技”で反撃の狼煙を上げた。
前日の試合では2点タイムリーヒットを放った直後に一塁上で「よっしゃ!」と雄叫びを上げる場面も見られた大和だったが、この日は二塁上でクールな表情を披露。さらに大和は、3回裏の第2打席でもセンターへのヒットを放ち、後続の嶺井の勝ち越しタイムリーの起点となるなど、古巣・阪神を悩ます活躍を続けている。
試合は現在、3回の攻防を終えて4対2。横浜DeNAが2点のリードを奪っている。
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