8月17日に行われた横浜DeNA対広島の16回戦は、横浜DeNAが7対5で勝利した。横浜DeNAは1対4で3点ビハインドの8回、広島先発・野村を攻め立て無死満塁のチャンス。ここで広島のエースを引きずり下ろすと、打席に立ったのはキャプテンの筒香。広島の2番手・一岡の初球を強振すると、打球はライナーでライトスタンドに突き刺さる逆転満塁ホームランとなった。
主砲の一打にお盆休みの終盤、家族連れで満員のスタジアムは大興奮。その興奮冷めやらぬ中、5番宮崎がレフトスタンド中段に2者連続のホームランを放つと、6番のソトが初球のフォークをまたもやレフトスタンドへ。3者連続ホームランの一挙6得点で試合をひっくり返した。
9回は守護神・山崎が広島先頭・西川に本塁打を浴びて1点を失うも、落ち着いて後続を断って7対5で激戦を制した。この日のお立ち台に呼ばれたのは筒香、宮崎、ソト。インタビューの内容は以下のとおり。
(ソト)
― 連続ホームランの後の一発でした。どんな狙いで打席に入ったのでしょうか?
強いスイングを心がけていた結果、ホームランになりました。
― 入った瞬間はどんな思いでしたか?
自分のキャリアの中でも一番の興奮でした。
- 3者連続ホームランは初めてですか?
ほぼ初めての経験で、すごく嬉しいです。
- 今日は貴重なタイムリーにホームラン、いいところでの活躍が目立ちますね。
広島はすごくいいチームなので、なんとかして点を取ってやろうと打席に入りました。
- 素晴らしいホームラン、おめでとうございました。
アリガトウゴザイマス!
(宮崎)
- 筒香選手のホームランを受けての打席でした。どんな思いだったのでしょう?
緊張して打席に入りました。
- 打った瞬間の手応えを教えてください。
逆方向の風が吹いていましたが、みなさんの声援のおかげで入ったと思います。(スタジアム大歓声)
- そして今も、この大歓声です。
いつもありがとうございます!
- 相手ピッチャーはボールの速い一岡投手です。どんな思いで打席に立ったんでしょう?
しっかり自分のスイングをするという意識で、打席に入りました。
- 宮崎選手の一打が、チームに勝利をもたらします。今後に向けて一言お願いします。
明日も勝てるように頑張ります。応援よろしくお願いします!
(筒香)
- ピッチャーが代わってからの、初球でした。打席に向かうときの決意を教えてください。
前の選手の皆さんが必死になって繋いでくれたので、なんとしてもランナーを返す、という思いでいきました。
- その一振りが、なんと逆転満塁ホームランですよ。
嬉しかったです。
- 今日はカープに得点を許す展開で、あの打席の前のチームの雰囲気はどうだったでしょうか。
先発の東が本当に粘り強く、最小失点で投げてくれていましたので、なんとしてでも逆転をする、という雰囲気が出ていたんじゃないかなと思います。
- 筒香選手の一発で、チームの雰囲気はどう変わったでしょう?
周りの方に聞いてください。
- ファンは覚えていると思います。去年のカープ戦、3連発(ホームラン)がありました。ここでの3連勝もありました。そういったことが蘇ってくるファンも多いと思うんですね。
そうですね、明日と明後日、試合がありますので、全部勝てるように頑張ります。
- では最後に、チームを代表して、今後の決意を聞かせてください。
いつもご声援ありがとうございます。最後まで全力で戦いますので、ご声援よろしくお願いします!
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