8月17日に行われた横浜DeNA対広島16回戦、この試合を生中継していたAbema TVの番組内において「着用ユニで一番多い背番号は?」という、球場を訪れたファンを対象とするアンケート企画が行われた。
スタジアムに足を運ぶ熱狂的なファンは、それぞれひいきの選手のユニフォームを着用して応援するのが一般的。ファンに自らの背番号のユニフォームを選んでもらえる選手は、その人気の高さを示すことにもつながると言っても過言ではない。
番組内で発表されたアンケート結果によると、1位に背番号25の筒香(28票)が選ばれ、チームキャプテンとしての貫禄を見せた。2位に昨年の首位打者であり「プーさん」の愛称で親しまれる51番・宮崎(16票)がランクイン。3位には守護神・山崎(13票)。4位に横浜のレジェンド・三浦大輔のエースナンバー18(8票)。5位にはロペス(7票)と続いた。
現役選手に割って入り、人気の健在ぶりを示した三浦についてAbema TVのコメント欄も沸いた。「三浦番長!」「さすが番長」など、新旧のファンが一つになり、ハマのレジェンドに思いを寄せていた。
三浦は横浜一筋、通算25年の現役時代を過ごし、172勝(184敗)を挙げている。FA権を取得した2008年は、移籍を考えながらもファンからの「行かないで」の声に応え「横浜が好きだから」と残留宣言。Bクラスが続いた苦しい時代に、投手陣の柱として投げ続けた選手だ。
この試合で解説を務めていた高木豊氏もまた「歴史に名前がある人が選ばれているのは嬉しいですね。引退したらサヨナラ、では寂しいですから」と喜んでいた。
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