粘り強い投球が、強力打線にリズムを生む。8月17日に行われた対広島16回戦で、終盤8回に劇的な3連発で逆転勝ちした横浜DeNAアレックス・ラミレス監督(43)が、8回に登板し1イニングを三者凡退に抑えた中継ぎの三嶋について、一夜明けた8月18日「三嶋の活躍なくして昨日は勝てなかった」と語った。9回に登板し1失点と、本拠地・横浜スタジアムで失点が続く守護神の山崎については「この時期でクローザーを変えるのは得策ではない」と、我慢の起用を明言した。先発投手が序盤に失点する試合が多い中、リリーフ陣の踏ん張りで強力打線の援護を待つ構えだ。18日の対広島17回戦の試合前コメントは以下のとおり。
-今日先発は浜口ですが。
昨日東はいくつかミスはあったがいいピッチングしてくれた。丸に対しては注意深さが足りなかったが、それ以外はいいピッチングをしてくれた。浜口は2点くらいに抑えてくれて6~7回に抑えてくれることを期待している。
東はあれだけ頑張ってくれたが、その後の三嶋の活躍なくして昨日は勝てなかった。No.1の打線を相手にあれだけのピッチングをするのは難しいと思うがしっかり投げ切ってくれた。
-三嶋はチーム2位の6勝目を挙げました。
今シーズンうちのブルペンでは一番安定したピッチングをしている。どこで投げても結果を残すし、相手の流れを止めてくれる。数字見ても6勝1敗ということでいい数字を出していると思う。
-ホームの(横浜スタジアムで結果が出ていないので)抑えを山崎から変えることはありますか。
彼だけでなくパットンもホームでよくない。この時期でクローザーを変えるのは得策ではない。彼しかいないと思うし彼に任せようと思う。
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