日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第7節A卓が8月20日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、勝又健志が卓内トップを取り、リーグ暫定2位に浮上した。
藤崎智が第7節休場のため6人打ちとなったB卓は、勝又は自身の1回戦、2回戦をプラスで終えると3回戦に約7万点の大トップ。+77.3と大きくポイントを伸ばした。これで決定戦進出圏内となる暫定2位に食い込んだ。「十分なポイントを持てたので決定戦を見据えて、気を引き締めて頑張ります」と、終盤戦に向けて勢いをつけていた。
【試合結果】
1位 勝又健志 +77.3
2位 伊藤優孝 +48.4
3位 和久津晶 +5.3
4位 瀬戸熊直樹 +0.8
5位 古川孝次 ▲30.2
6位 紺野真太郎 ▲101.6
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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