![「私は打球を見失ったことは一度も無い」森本稀哲氏、横浜DeNA・桑原の守備にあえて苦言](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/a/1/724w/img_a1bfb0860bb650d15a6da617a30e404d344579.jpg)
22日に行われている横浜DeNA対巨人19回戦、2回表巨人の攻撃、1死ランナー無しから6番・亀井が右中間に打ち上げた打球が薄暮に溶け込むと、次の瞬間、横浜DeNAのセンター・桑原が両手を大きく広げ、その場に立ち尽くした――。
名手・桑原を襲ったまさかの事態、さらに異変に気づいたスタジアムは一瞬騒然としたが、ライト・ソトがカバーに入ってライトフライ。しかし、そのプレーを「結果オーライ」で済ませない人物がいた。AbemaTVで解説を務めていた野球解説者の森本稀哲氏だ。
「あえて厳しいことを言います」と切り出した森本氏は、「私は屋外の球場で打球を見失ったことは一度もありません。薄暮で打球を見失いやすいことはありますが、一球一球に集中していれば、ボールを見失うことは無いんです。打った瞬間にボールを追い始めるのではなく、投球からの流れで追っていけば」と続けた。
この試合、横浜DeNAの先発は7月31日以来の1軍登板となる井納。序盤の失点が目立つ最近の先発陣の投球に対して、ランナーを背負いながらも要所を締め、気迫のピッチングを披露する右腕の足を引っ張りかねない桑原の守備に、思わず叱咤激励をした森本氏。
視聴者からは「稀哲先生の仰る通り」という賛同コメントから、「桑原が集中していないとでも?」といった桑原擁護の声まで、様々な反応が寄せられていた。
なお試合は4回裏に飛び出した筒香の26号2ランで、横浜DeNAが2対0とリードを奪っている。
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