22日に行われた横浜DeNA対巨人19回戦、5回表巨人の攻撃で、高橋監督が思わずリクエストを要求する際どい場面があった。
![巨人・高橋監督、思わずリクエスト! 横浜DeNA・井納が見せた執念の「シャチホコ・カバーリング」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/3/4/724w/img_34367f5b0554573142e3160882a18a94423530.jpg)
この回先頭の6番・亀井がファーストゴロを放つと、前進して捕球したロペスがカバーリングに走り込んだ井納へ。しかし、あろうことかそのボールは、井納の進行方向とは逆のホームベース方向に逸れてしまった。
一時は捕球が危ぶまれたが、次の瞬間、身長188cmの長身、さらにすらりと伸びた長い脚を生かしてベースを踏んだ井納は、エビ反り状態でボールを掴み取ってアウトにしてみせた。
![巨人・高橋監督、思わずリクエスト! 横浜DeNA・井納が見せた執念の「シャチホコ・カバーリング」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/e/8/724w/img_e835e2893077b4553664973caa7fb989451347.jpg)
このプレーに反応したのは、AbemaTVで実況をしていた吉原完氏。「まるでシャチホコのよう」と形容すると、コメント欄には「シャチホコ・カバーリング」といった文字が。さらに捕球の際にベースから足が離れたということで、巨人の高橋監督がリクエストを要求すると、「シャチホコ・リクエスト」という文字まで踊っていた。
リクエストの結果、判定はアウト。7月31日以来の先発となった井納は7回105球を投げ、被安打3、奪三振7、自責点ゼロの好投。8回からパットンにマウンドを託すと、その後は三嶋、山崎の完封リレーで2対0。チームは逃げ切りに成功し、井納は4勝目。約1カ月ぶりに1軍のマウンドに上がった男が見せた執念が、チームを連敗、さらに最下位脱出に導いた。
(C)AbemaTV