8月29日に行われた横浜DeNA対中日22回戦で、中日の荒木雅博内野手が、40歳とは思えぬヘッドスライディング連発の超ハッスルプレーでファンを沸かせた。

5対3と2点リードした9回、先頭打者として代打で登場すると、横浜DeNAサードの宮崎のグラブを弾く鋭い打球を飛ばした。ところが、こぼれたボールをショートの名手・大和が素早いフィールディングで一塁に送球。これに荒木は少しでも早く一塁に到達しようと、気迫のヘッドスライディングで内野安打をもぎ取った。

すると続く平田が緩い打球ながら三遊間を抜くレフト前ヒットを放つと、レフトの筒香が深く守っていたの察してか、二塁を回って三塁に突入。ここでも果敢にヘッドスライディングを見せ、三塁側に詰め掛けていた中日ファンを大いに沸かせた。その後、無死満塁から大島が放ったライトへの犠牲フライでは、ゆっくりと本塁に生還。来月には41歳を迎える男が、両軍通じて一番とも言える動きを見せた。

これには中継していたAbemaTVのコメント欄も大盛り上がり。ファンからは「荒木胸熱すぎるぞ」「すげー走塁」のほか、その若さすら感じる動きに「期待の若手荒木」との声も飛んでいた。
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