「私自身の言葉でしっかりとすべての真実を語るために記者会見の場を設けていただき、きょうこの場に来ました。何日も自分の気持ちと向き合って考えてきました。嘘偽りなく語ります」
 29日、緊張の面持ちで「真実を語る」と話したのは、リオ五輪・女子団体日本代表の宮川紗江選手(18)。宮川選手が会見を開くことになったきっかけは、専属の速見佑斗コーチ(34)が宮川選手に暴力行為を行ったとして、日本体操協会から無期限の登録抹消という重い処分を受けたことだ。