思わぬ珍事に「館内ざわざわ」 物言い協議の末に四股名を言い違え、館内は一時騒然 2019/10/24 20:50 拡大する 「行事軍配は豊山の押しを優位と見て上げましたが、同体ではないか、と物言いがつきました。しかし軍配どおり、豊山の勝ちとします」 その瞬間、固唾を呑んで判定を待っていた館内の客席がどよめいた。 大相撲秋場所三日目に行われた前頭三枚目同士の遠藤(追手風)と正代(時津風)の対決は、未だ初日が出ない実力者同士の一番となった。 立ち合いから出足よく、優位に押し込んだ正代だったが、土俵際で遠藤が突き落とし。両者は勢いよく、ほぼ同時に土俵を割った。行事軍配は正代に上がるも、すぐさま物言いがつけられ勝敗は判定に委ねられた。 続きを読む