日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第6節D卓が9月11日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、二階堂亜樹が1人浮きの+80.3と快勝を決め、トータル順位を7位から5位に上げた。上位2位までの昇級までも28ポイント差まで迫り、一気に昇級争いに加わった。
第1、2節の連敗から一転、3節連続のプラスで調子を上げていた二階堂は、この日も1回戦から絶好調。強豪3人を相手に高打点のアガリを次々にものにし、終わってみれば1人浮きの快勝だった。これでトータルポイントでも+104.4と3ケタに乗せ、A1昇級が視野に入った。「ここまで来たら昇級だけ目指して頑張ります」と、さらに意気込んでいた。
【試合結果】
1位 二階堂亜樹 +80.3
2位 藤原隆弘 ▲6.3
3位 ダンプ大橋 ▲25.0
4位 麓征生 ▲49.0
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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