15日に横浜スタジアムで行われる予定の横浜DeNA対巨人23回戦、前日の試合で先発・井納の好投、さらに筒香、ソトの連続弾などで4対2と勝利を収めた横浜DeNAラミレス監督が試合前に報道陣の取材に応じた。昨夜から降り続く雨に苦笑いを浮かべながらも、CS圏まで「2.5ゲーム差」という状況に言及し、21日から始まる12連戦が「最もエキサイティングな連戦になる」と話し、「まだチャンスはある。選手はやるべきことをわかっている」と選手への信頼を力強く語った。その他の詳しい内容は次の通り―ー。
― 今日は試合をやるんですか?
May be(おそらく)。僕のポリシーだと、わかっていますよね? こういうときだと、求めているような答えは出せないかもしれません(笑)。
― 3位から6位までが2.5ゲーム差
こういう状態がしばらく続いているが、12連戦あたりが最もエキサイティングな連戦になると思う。
― 選手も緊張状態が続くが
選手も当然人間なのでプレッシャーを感じることもあると思うし、エースと戦うこともある。しかし、やることは限られている。下を向かずに前を向いてハードにプレーをする。それしかないかなと。
自分も選手のとき思っていたが、激しいデッドヒートをしているときは監督から何を言われてもプレッシャーになるだけ。選手はやるべきことをわかっているので、あまり僕からプレッシャーをかけたくないかなと。選手も緊張してると質問する側も元気? って聞いても「いやー、天気が……」みたいなことを返してくる。「元気か?」って聞いているのに複雑な思考になっている。シンプルな考えの人は元気だよ! 今日も行こう! みたいな返事をしてくれるが。
― 井納の状態
昨日よりは良くなっているとのこと。今のところ変更させる予定はない。
― 下半身?
どこなのかは僕にはわからない(笑)。トレーナーに聞いてみます。
― 平良の起用はは前回登板を見て
前回は期待通りにやってくれた。5イニングで2~3点で抑えてくれれば十分。クイックもいいしテンポもいいし、低めにも集めてくれる。彼に0点で抑えてくれ」とは言わない。5イニング2~3点に抑えてゲームを作ってくれれば十分。打者2巡目、3巡目までは抑えてくれると思うけど、4巡目はどうかなと思うので、その辺が交代の時期かなと思う。彼は4回までいいピッチングすることが多いが5回で崩れて、4回2/3とかで降りることが多い。そこを越えれば違ったものが見えてくると思う。
― いま2.5と迫ってるが、補強で良くなった部分は
ソトが31本打って東が10勝。ホームラン20本以上が4人いて30本以上が2人いる。マイナスだと左投手陣を始め先発がよくないが、それ以外はよくやっていると思う。
― キャンプ時にこの位置は
もちろん優勝を目指していたので予想はしていなかったが、まだチャンスはある。2位を目指してやっていく。
(C)AbemaTV