
9月15日に行われた横浜DeNA対巨人の23回戦は、横浜DeNAが3対1で勝利。投手陣の活躍で本拠地での直接対決で連勝し、3位巨人とのゲーム差を1.5に縮めた。
古巣相手に先発を任された平良拳太郎投手(23)はストレートが冴え、6回1/3を投げて被安打2、1失点、8奪三振の好投で今季4勝目。その後は三上、エスコバー、パットン、山崎とつなぎ、巨人の先発・菅野からもぎ取ったわずかなリードを守り抜いた。バッティングでは途中出場の柴田竜拓内野手(24)が8回に貴重な追加点となるタイムリーヒット。ベンチも含めた全員野球で貴重な勝利を手にした。
菅野との投げ合いを制した平良は、古巣相手に勝利した意味を問われ、大歓声の中で「本当に嬉しいです」と興奮気味にコメント。また柴田はお立ち台で「みんながいい形でつないでくれた」とチームメイトへの感謝を口にした。ヒーローインタビューの全文は以下の通り。
(柴田)
――8回、素晴らしいバッティングでした!
ありがとうございます!
――あの打席、どんな気持ちでバッターボックスに入りましたか?
本当に「もう1点」がほしい場面で、みんながつないでくれたチャンスだったので。「なんとかいい形でつなぎたいな」という思いで打席に立ちました。
――粘って粘って8球目、レフトに持っていきました。
良かったです(笑)。
――平良選手が素晴らしいピッチングを見せてくれました。ベンチから見ていて、そしてバックで守っていていかがでしたか?
本当にリズムが良くて、背中もすごく頼もしく見えました。
――柴田さんは今シーズン初めてのお立ち台です!
ありがとうございます!
――あらためてこの景色はいかがですか?
最高です!
――隣の平良選手につないでいただけますか?
ナイスピッチングです!
(平良)
――それでは平良拳太郎投手です。ナイスピッチングでした!
ありがとうございます!
――自身のピッチングを振り返ってください。
徐々に徐々に良くなっていったかな、と思います。
――いやいや、最高のピッチングでした!
ありがとうございます。
――自身のプロ人生の中でも、かなりいい部類のピッチングだったと思いますが、いかがでしょうか?
本当に嶺井さんのリードがあってこそだと思うので……。良かったです。
――しかもその勝利の相手がジャイアンツでした。
はい。それも、良かったかなと思います。
――そのジャイアンツに勝った意味、古巣に勝った意味、どのように感じていますか?
本当に嬉しい気持ちです。
――控えめですけど、菅野さんに投げ勝ちましたよ!
(大歓声)ありがとうございます!
――平良選手もハマスタでは初のお立ち台です。どんな気分ですか?
もう本当に最高です。
(柴田)
――あらためて柴田選手にお話を伺いますが、これでジャイアンツとは1.5ゲーム差です。
本当に誰も諦めている人はいないので、これから全部勝つつもりでやっていきます。
(平良)
――平良選手、ジャイアンツを視界に捉えましたね。ファンのみなさんに残り試合の決意をお願いいたします。
これからもどんどん勝っていけるように、頑張りたいと思います。
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