
9月15日の対巨人23回戦に3対1で勝利し、クライマックスシリーズ(CS)進出圏内の3位とのゲーム差を1.5とした横浜DeNA。1年以上勝てていなかった巨人の先発、菅野から序盤に2点を奪い、先発の平良とリリーフ陣の好投で見事に逃げ切った。
試合後、アレックス・ラミレス監督(43)は「平良のピッチングは予想以上だった。今日の彼を打つのは難しかったはず」と先発の平良を絶賛。また巨人とのゲーム差について問われると「これで簡単になるわけではない。また大変な戦いが待っている」と史上稀に見る混戦となったCS争いに向け、勝って兜の緒を締め直した。インタビューの全文は以下の通り。
――ナイスゲームでした。
(日本語で)ありがとうございます。
――やはり、まずは先発の平良拳太郎投手だと思います。振り返っていただけますか?
今日は素晴らしかったと思います。私が予想していたよりもいいピッチングでした。大体いつもは5回を投げて1~2点は取られている感じでしたけども、非常に打線のいいジャイアンツに対して本当に素晴らしいピッチングをしてくれましたね。
――ピッチング内容では特にどんなところがよく目に映りましたか?
まずはテンポが非常に良かったこと、そして球種の使い方ですね。直球とスライダーを外角に集めていましたし、なかなか打つのはタフだったのではないかなと。そういったすべての要素を含めて、今日の平良は非常に打つのが難しかったのだと思います。
――前半のうちに2点を取りました。菅野投手に対する打線のアプローチはどう見ますか?
初回の点は向こうのミスだったので「点をもらった」という感じですけども、押し出しでの2点目ですね。菅野が3人連続で四球を出すのはあまり見たことがないので、彼もあまりコンディションは良くなかったのかもしれません。それでも7回を投げ切っているのは「さすがだな」と思います。
――8回の追加点、柴田選手のタイムリーも大きかったですね。
非常に大きかったと思います。あれでさらにうちに流れがきましたね。山崎にとってもいい得点でしたね。
――これで3位のジャイアンツとはついに1.5ゲーム差に迫りました。いかがですか?
もちろん今日の勝利は嬉しいですが、これで簡単になるわけではないので。また大変な戦いが待っています。明日はタイガースと対戦しますし、今後も1日1日勝っていきたいと思います。
――ありがとうございます。
ありがとうございます。
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