17日に行われた横浜DeNA対阪神の21回戦、1回裏に横浜DeNAのソトが怒りの32号2ランをバックスクリーンに叩き込んだ。
試合は1回表、昨日に3本塁打を放った大山の10号ソロ本塁打が飛び出して阪神が先制。その裏の横浜DeNAの攻撃、先頭の大和がヒットで出塁すると、すかさず盗塁を決め、宮崎のライト前タイムリーで同点に。その宮崎を一塁に置き、打席に入ったのはここまで31本の本塁打を放っているソト。その初球だった。
阪神先発の岡本が投じた142kmのシュートがソトの胸元を鋭くエグると、これにヒートアップしたソトが岡本を睨みつけた。その様子に阪神ベンチからヤジが飛ぶと、その声に反応したソトの視線は岡本から一転して阪神ベンチへ。睨みをきかせたソトが直後の1球、142kmの高めのストレートをフルスイングすると、その放物線は、センター・中谷の頭上を遥か越え、バックスクリーンに飛び込んだ。
スイング直後、ドヤ顔&確信歩きを披露したソトにAbemaTVの視聴者からは「ソト、かっこよすぎる!!」「ドヤ顔w」「ソト、半端ない」など、ソトの神懸った一発に驚きと称賛の声が上がった。
このソトの一撃に解説を務めていた小田幸平氏は「初球インコースに放ってきた瞬間にムッとしましたよね。それで阪神サイドのベンチからヤジが飛んだと思うんですよ。ソト選手が『何言ってるんだ』という感じでベンチを見ましたよね。その次の球だったのでさすがです」と一球で仕留めたソトを称賛していた。
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