大相撲には82個の決まり手と、5つの勝負結果が存在する。これに反則負けを含んだものを判断する仕事がある。通常は決まり手をアナウンスする行司が「今の決まり手は寄り切り、寄り切って○○の勝ち」と話すが、微妙な勝負の時に出番が来るのが「決まり手係」だ。現在、幕下以下の決まり手係りを務める元前頭・大道の音羽山親方は「行司さんが分からない時に、決まり手係のところに電話が来るんですよ」と、仕事内容の一部を紹介した。