元阪神スカウトで井川、赤星、鳥谷といった選手を担当した“伝説のスカウト”菊地敏幸氏が、10月25日に行われるドラフト会議の指名候補選手に、逢澤崚介外野手(明大)渡辺佳明内野手(明大)、中山翔太内野手(法政)、小島和哉投手(早大)という4選手の名前を挙げた。

菊地氏は9月17日に行われた六大学野球秋季リーグを中継していたAbemaTVに解説として出演。元スカウトとして、常にチェックしてきた中から、プロ12球団が指名をしてくるだろう4選手を挙げ「現時点で逢澤君、渡辺君はプロ志望届けを出しました。中山君もコメント見るとプロ1本ということなんで。小島君がどんな感じになるのか」と、まずは選手の意向を紹介。小島については「(春は)数字だけ見るとそんなに悪くはないんだけども、スカウトから見てても、本来の投球じゃないという印象は持っているのではないかなと。これから次第だと思いますが」と、この秋季リーグでどこまで本来の実力を発揮するかがポイントになるとした。
ドラフト会議は入札形式となる1位以外は、2位がウェーバー(球団順位とは逆順に指名)、3位が逆ウェーバーといったように進んでいく。(リーグの)順位がどうなるか。チーム事情にもよりますが、どうしても欲しいとなれば、1つランクを上げるということになる。間違いなく(指名には)上がってくる」と、太鼓判を押した。
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