“横浜キラー”を打ち崩してAクラス入りだ! 9月21日に行われた対中日の24回戦で、横浜DeNAの桑原将志外野手(25)が2回に勝ち越しの9号ソロホームラン。今季、横浜DeNAに対して2試合を投げて20奪三振、防御率1.80とほぼ完璧に抑えていた中日の先発・小熊凌祐投手(28)を攻略し、クライマックスシリーズ進出に向けてラストスパートをかける。

初回、引退登板の加賀からマウンドを引き継いだ京山が、代わりばなに中日の2番・京田に4号ソロホームランを浴び、出鼻をくじかれてしまった横浜DeNA。しかしその裏に先頭の大和がレフトへツーベースを放つと、宮崎がきっちりと進塁打で1死三塁のチャンスを作った。ここで最早不動のクリーンナップとなったソトがきっちりとセンターへ犠牲フライを打ち上げ、またたく間に同点に追いついてみせた。
今日の横浜DeNAはこれでは止まらない。2回には1死走者なしの場面で、6番に入った桑原が小熊のスライダーを強烈に引っ張ると、打球は一直線にレフトスタンド中段に飛び込む9号ソロ。桑原はこの一発について「打ったのはスライダーだと思います。手応えも良く、しっかりと打つことができました。自分のスイングをすることだけを考えて打席に向かいました」と、真剣な表情で語っていた。
157キロという素晴らしい打球速度を記録した強烈な一発に、AbemaTVの中継を観戦していた横浜DeNAファンも「よっしゃー!」「クワ最高!」「目が覚めた」とご満悦。この勢いで苦手の小熊を完全攻略して中日から勝利をもぎ取れば、大逆転でのクライマックスシリーズ進出がいよいよ現実味を帯びてくる。
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