
22日に行われる横浜DeNA対中日25回戦は、今季の本拠地最終戦となる。また本拠地のラストゲームと日を同じくして、プロ生活16年の“ゴメス”こと後藤武敏内野手(38)が代打で登場し、ハマスタのファンに最後の雄姿を披露する予定となっている。試合前練習に「さらば、ゴメス」Tシャツを着用して姿を現した後藤は、どこか晴れ晴れとした表情で、キャッチボールの合間には「ピースサイン」を見せる一幕も。
その後藤について横浜DeNAラミレス監督は「ゴメスはファイティング・スピリットを持っている」と言及すると、次のように続けた。
「代打という仕事は簡単ではない。大抵相手はブルペンで1番いいピッチャーであることが多いが、しっかりマネジメントして、キャリアを築いてきた。とてもプロ意識の高い選手。選手としても一緒にプレーしたが、こうして監督と選手という関係にもなって嬉しく思う」と話し、後藤のプロとしての姿勢を称賛した。
なお本日の起用法について「今日は代打で使おうと思っている。1番ベストなタイミングで使うことが、彼にとっても1番いいと思う」と話し、代打での起用を明かした。
チームはCS争いに向けてなお熾烈な戦いを繰り広げている。21日の試合を終え、3位巨人とゲーム差無しの4位につけて臨む今日の大事な一戦。ゴメスのバットがチームを勝利に、さらにCSに導くことができるのか、注目が集まる。
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