
横浜DeNAの“ゴメス”こと後藤武敏内野手(38)が、22日の対中日25回戦の7回に代打で登場。ハマスタに沸き起こる盛大な“ゴメスコール”に全力スイングで応え、16年のプロ生活にピリオドを打った。

4対2と横浜DeNAがリードして迎えた7回、ついに後藤の現役最後の打席がやってきた。ベンチを出た瞬間からすでに号泣していた後藤は、ハマスタを包む“ゴメスコール”の中、ゆっくりとバッターボックスへ。スタンドで観戦する恩師・横浜高校の渡辺元智終身名誉監督もどこか感極まったような表情を見せた。また、中日ベンチからは共に甲子園で春夏連覇を果たした同級生の松坂大輔投手(38)も名残惜しそうに最後の雄姿を見つめていた。

後藤の現役最後の対戦相手は、中日の先発・笠原。涙で目を真っ赤にしたまま打席に立った後藤に対して、この日のAbemaTVの中継で解説を務めていた齊藤明雄氏(63)は、「悔いのないスイング、それが大事です」としみじみと語った。
結果は残念ながら、4球目のチェンジアップにタイミングを外され空振り三振。引退試合で2本のホームランを放った横浜高校の同級生の小池正晃コーチのようにはいかなかったが、球場を包んだ大歓声にヘルメットを脱ぎ、大きく一礼をしていた。
この姿を見た解説の齊藤氏は「投げてくるボールは見えてなかったと思いますよ。僕も引退のとき、キャッチャーは谷繁でしたが、サインはまったく見えていませんでしたから。でも、本当に気持ちのいいスイングでしたね」とコメント。すべてのボールでフルスイングを見せた後藤に対して、心からの労いの言葉を贈っていた。
AbemaTVのコメント欄にも、横浜DeNAファンからの惜別の声が殺到。「泣くの早いw」「こっちも泣きそうだ」「渡辺監督も泣きそう」「ゴメスありがとう」「お疲れ様でした」「ナイススイングだった」といった心温まるコメントが数多く寄せられていた。
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