9月21日に行われた横浜DeNA対中日24回戦で、この試合を中継していたAbemaTVで、ハマスタを訪れていた横浜DeNAファン100人に「あなたが選ぶ今シーズンのハマVPは?」というテーマでアンケート企画が実施された。全体の約3分の1の票を集めた東克樹投手(22)が、見事ファン公認のMVPに選出された。また、9月に入って打棒が爆発しているソト内野手(29)が2位にランクイン。結果的に今季チームに加わった新戦力によるワンツーフィニッシュとなった。

33票を獲得して1位に選ばれた東は、今季ここまで22試合に先発して11勝5敗。チーム唯一の2桁勝利に加えて、防御率2.54は巨人の菅野に続いて2位。新人ながら不動のエースとして大車輪の活躍を見せている。中継では、東に投票したファンの「頼れる新人!」「ジャイアンツキラー」といった声が紹介された。
2位に入ったのは22票のソト。5月に1軍に昇格すると以降は驚異的なペースでホームランを積み重ね、試合数が少ないにも関わらず本塁打王争いでトップと僅差の33本に詰め寄っている。ファンからの「今、一番頼れるバッター」「期待以上の活躍、ナイス助っ人!」という評価も納得だろう。
以下、3位には12票で昨季首位打者の宮崎敏郎内野手(29)、そして4位には主砲の筒香嘉智(26)がランクイン。それぞれ今季も素晴らしい打撃成績を残しているが、そもそもの期待値が高かったこと、そして東とソトの予想以上の活躍ぶりが順位に影響したようだ。5位には5票で桑原将志外野手(25)がランクイン。7月20日には自身初のサイクルヒットを達成するなど“夏男”の評価を不動のものとした。
この順位に対しては、AbemaTVの視聴者も「文句なし!」「妥当だな」「そらそうよ」と納得のコメント。「東とソトがいなかったらと考えると恐ろしい」という声も寄せられるほど大きな働きをした新戦力の2人は、チームをクライマックス進出へ導けるだろうか。残り試合での活躍からも目が離せない。
(C)AbemaTV


