横綱・白鵬(宮城野)が横綱・鶴竜(井筒)を送り出しで破り、自身41度目の優勝を15戦全勝で飾った。
十四日目に優勝を決めていた白鵬は、取り口について指摘されることも多かったが、この日は1度目の立ち合いで真っ直ぐにぶつかると、鶴竜と右四つがっぷり。お互い、渾身の力を込めて引きつけ、寄り合う様子に、館内からは大きな歓声が飛び交った。
熱戦の最後は、土俵際で鶴竜の腕が極まったのか、体勢を崩したところで勝負あり。中継していたAbemaTVからも「これは強い」「(鶴竜は)力尽きたな」「確かに白鵬は強い」と、幕内通算1001勝目を挙げた大横綱の強さに、改めて感心するコメントが寄せられていた。
(C)AbemaTV