女流プロ雀士を牽引してきたのは、間違いなく二階堂姉妹である。妹・亜樹は1999年、当時史上最年少18歳でプロ入り。姉・瑠美は2000年に20歳でプロ入り。美人姉妹ということもあり、デビュー当時からマスコミに注目されていた。その生き様は、映画『女流闘牌伝 aki-アキ-』として、2017年に公開されたほど波乱万丈なものだった。そして亜樹も瑠美も、結婚と産休を公表し、リーグ戦への復帰を果たした。それまではファンの手前、オープンにしづらかったプライベートを公表する姿勢に共感した女流プロが多いのも事実である。