日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第9節C卓が10月1日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、近藤久春が僅差ながら卓内トップを取り、リーグ残留に向けて踏み止まった。
対局開始前に12人中最下位で降格圏にいた近藤は、これ以上マイナスポイントを増やしたくない中、荒れた展開の影響を受けて1、2回戦と連続ラス。窮地に追い込まれたが3回戦で大きなトップを勝ち取ると、最終4回戦でも接戦を制してトップ。ラス、ラス、トップ、トップと派手な展開になったが、なんとかプラスポイントを稼ぎ、今後に望みをつないだ。「何とか踏み止まれたので、次節は1回戦から全力でトップを狙います」と残り3節での大反撃を誓っていた。