台風が接近する中で開催された9月30日の『Krush.93』後楽園ホール大会では、2つのタイトルマッチが実施されている。
一つは、ライト級のタイトルマッチ。K-1でインパクトを残し、Krush制圧を果たしたムエタイ戦士ゴンナパー・ウィラサクレックの初防衛戦だ。
挑戦者は大沢文也。パンチを武器とするテクニシャンタイプの選手で、序盤は距離を取り、終盤は接近戦でと形を変えながらゴンナパー攻略を狙っていった。しかしゴンナパーの攻撃力は盤石。パンチ、蹴りと分厚い攻撃で試合を支配し、判定勝利を収めている。