日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第7節C卓が10月2日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、西川淳が+66.3の快勝で昇級争いに名乗り出た。
前日までに16人中で暫定9位に位置していた西川は、上位で昇級争いをしていた猿川真寿、二階堂亜樹を追いかける形で対局に臨むと1、2回戦で逆転トップ。3回戦は6万点オーバーの1人浮きトップを決めるなど、快勝でリーグ順位を暫定5位まで浮上した。「反省点もありますが、大きくプラスできたので、残り4節、上だけを見て全力で戦います」と、上位2人の昇級枠に向けて、勢いをつけていた。
【試合結果】
1位 西川淳 +66.3
2位 猿川真寿 +2.8
3位 石渡正志 ▲30.2
4位 二階堂亜樹 ▲38.9
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH LIVEから