日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第6節(最終節)B卓が10月3日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、清水香織が卓内トップを取り、プレーオフ進出が濃厚となった。
20人中上位8人によるプレーオフ進出を目指す清水は、半荘4回戦のうち1回戦でいきなり1人沈みのラスと苦しいスタートとなったが後半の3、4回戦で連続トップ。終わってみればトータル1人浮きの卓内トップを勝ち取り、トータル順位でも暫定3位に浮上した。これでプレーオフ進出をほぼ手中に収めると「4、5節で100ポイント負けたので、今日のプラスは大きいと思います。プレーオフも勝って、決定戦の残れるように全力で頑張ります」と、目標を語っていた。
【試合結果】
1位 清水香織 +23.9
2位 安田麻里菜 ▲5.2
3位 稲岡ミカ ▲8.7
4位 二階堂亜樹 ▲11.0
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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