麻雀・RTDリーグ2018準決勝3日目が10月6日に行われ、鈴木たろう(協会)が12回戦の東3局3本場で、発生確率が0.0018%の超レア役満・清老頭を生放送中に達成、実況席と視聴者を騒然とさせた。
 8人の準決勝進出者のうち上位4人が決勝へと進む戦いで、トータルポイント首位を走っていた鈴木は、12回戦で箱割れ寸前の2400点まで追い込まれていたが、ここで全知全能の神「ゼウス」の異名を持つ男が、まさに神がかった強運と素早い決断を下した。九万の暗刻、一万、九索の対子が含まれた配牌に、第1ツモで9ピンも対子にすると、実況席にいた解説の多井隆晴(RMU)も「清老頭だ!やばいね」と慌てていた。また、白鳥翔(連盟)が切り出した一万を鳴いたことで、一気に伝説の役満の気配が漂った。